2016年8月10日

一生分の星空を見ましたー!

青ヶ島から戻ってからバタバタしているうちに、時間が経ってしまい......ご報告が遅れてスミマセン。

で、前回の記事で予告した星空観賞(「星空とAO-CHU Night」イベント)。
そうなんです! タイトルにあるように、まさに奇跡とも言えるほどの、ものすごく最高にぜいたくな星空を見ることができたんです!!!

前日に関東地方の梅雨は明けたものの、熱帯低気圧の影響でお天気が安定せず、さっきまであれほど気持ちよく晴れていたのに、瞬く間に遠くから真っ黒な雨雲がすごい勢いで近づいてきて......空からはバラバラ、ザアーッと土砂降りの雨が。しばらくすると雲が遠ざかりまたきれいな晴れ間が見える...という感じで、「うーん、星空観賞の時間帯(21時過ぎから)は大丈夫だろうか?」と、スタッフ一同やきもき。

ああ、神さま、なんとかこの日を心待ちにして来られた参加者の皆さんのために、一瞬でいいですから、青ヶ島の素晴らしい星空を見せてください、お願します!!!と、ひらすら祈りつつ、汗だくで準備にいそしみました。

開始予定の19時半近く、「星空とAO-CHU」ツアー参加者の皆さんが会場にお集まりくださいました。

テイスティングのためのディスプレイメインテーブルはこんな感じ↓
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1本だけボトルがないのは、この日ちょうど清二さんの「あおちゅう」の在庫が切れてしまっており...それがちょっぴり残念でした...。

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皆さんのお席には、お1人ずつ、試飲用のミニコップを13種類重ね置きして準備。上↑の写真は、かなり試飲が進んだ状況、コップがテーブルに並びまくっています(笑)。皆さん、とっても真面目に、真剣に、何度も味を確かめながら、アンケートに記入。
中央に見えるグラスが、AO-CHUオリジナルグラスです。AO-CHUのロゴが入っていてステキなんですよ~!このグラスは、「第1回AO-CHU Night」時同様、本飲用です。今回のメインイベントである、星空観賞時には、お気に入りのAO-CHUをこのグラスに入れて、星空の下で飲んでいただこうと考えました。

熱心な試飲続く、続く。
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写真↑中央の女性は、知人の立石郁ちゃん。彼女が大学生の時からかわいがってます(笑)。5月末の島じまんの時も朝早くから友だちと一緒に手伝いに来てくれ、KOUCHI-YAさんでの「第1回AO-CHU Night」イベントにも参加。このツアーも、「滅多に行けない島なんだし、そんなすごい星空は一生のうち二度と見られないかもよ!」と半ば脅して(笑)誘ったところ、 来てくれました!

他の参加者の皆さん(全員30~40代女子)は、私も含めスタッフは初めてお会いする方々。お1人、郁ちゃんの他にも「第1回AO-CHU Night」にも参加いただいていた女性が。ツアーも申し込み第1号のお客さまで、以前からずっと「機会があったら、青ヶ島に行きたい!」と思っていたんだそうです。

写真右奥の足を投げ出してくつろいでいるオジサンは、杜氏のお1人・佐々木宏さん。元村長で、自称"青ヶ島の生き字引"。
この日、ひろしさん、最後に得意の唄まで披露してくださいましたよ~。

で。
肝心の星空。午後8時半ぐらいから、星空解説をお願いしていた井川俊彦さんは外へ。

「皆さーん! いま、すごくきれいに夏の大天の川が見えています!!!」

の井川さんのひと声で、「えー、行かなきゃ~!」と、各自AO-CHUグラスを手にサウナ施設の外へ。

先遣隊で場所を選定していた森川尚美(AO-CHUブランドの全てのデザインを手がけています)が、「皆さん、このあたりまで来てくださ~い」と声をかけます。

村に買って準備していただいたマットを道路に並べて、その上に座ったり、寝転がったりしながら、星空観賞です。

最初は暗闇に慣れなかった目がだんだん慣れてくると......。

「わあああーーー!!!」

ぽつぽつ見えていたと思っていた星が、一気にわんさかわき出てくるじゃありませんか。
天空中がキラキラ......なんかもう、圧巻です。

「あれって、雲ですか?」
の質問に、「あれが、大天の川です!」と、井川さん。

ええー、あれなんだ~!
その夏の大天の川の美しい帯が南の空から北の空までずーっと伸びている様は、この世のものとは思えぬ美しさでした。

こんな感じです↓
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写真↑は、別件で取材同行いただいたもう1人のプロのカメラマン/林 泉さん撮影のもの(南の空)。やっぱり、プロじゃないとこんなにきれいに写りません。

「もう、皆さん、ホント、ホントね、もうこんなラッキーなことないですよ! こんなにきれいな星空なかなか見られないんですから。こんなに条件よく見ることできませんから!!!」
と、テンションマックス(!)の井川さんの解説を聞いてさらに興奮(笑)。

皆さんに自分が感動した青ヶ島の星空を見せたい!
その一心だったという井川さん。

いやぁ、やっぱり、1人で見て『いいなぁ』と思っているだけじゃもったいなくて。こんなにきれいな星空、『ね、いいでしょう!』と共感してくれる人がいてこそ、感動できるから

うーん、井川さん、ステキです!!!

適宜、井川さんの解説を聞きながら、時々、井川さん持参の双眼鏡で星雲を回し見したり。

井川さんが解説する方向をみんなで見ていると、すーっと白い光が。
瞬間、ものすごい歓声が上がりました!

そうなんです、流れ星もけっこうが見ることができたんです。
それも不思議と、井川さんが指し示す方向に。

途中、ぱらっと小雨に降られることはあったものの大事には至らず、皆さん、ずいぶん長いことマットに寝転がって(地熱で下はぽかぽかあったかいんです)星空をボーっと眺めたり、この日のために購入したカメラでがんばって写真を撮ったり、しっかりAO-CHUを飲んだりしながら至福の時間を堪能されました。

その様子は、天文関係の専門誌・月刊『天文ガイド』10月号(9月5日発売)で特集されるそうです!井川さんの記事と写真が載ります。
満天の星空の下、グラス片手に道路に寝転ぶ女子たちの写真も!(こちらの写真は、AO-CHUサイト内の記事にも掲載予定です)

サウナ施設に戻ってからは、参加者の皆さんにシークレットプレゼントの贈呈です。青ヶ島村総務課の吉田課長からお1人ずつに手渡していただきました。それがこちら↓
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かわいいでしょう、このバッグ!
厚手のトートで、中央には今回制作した「星空とAO-CHU」ロゴが刺繍された特注品。もちろんデザインは、森川尚美です。取っ手の下についている青いのはそのロゴの缶バッジ。バッグの中には、郁ちゃんが向かって右の手で持っている青ヶ島の星のパンフレット(井川さん撮影画像。デスクの上にこの状態=カレンダーのように立てておけるんですよ)の他、AO-CHUオリジナルコースター&グラス、ポストカードが入っています。
バッグは、AO-CHUのボトルも入る大きさです。

同じセットを、ツアー記事が掲載される月刊『天文ガイド』10月号の読者プレゼント(3名さま分)としてご提供させていただくことにしました。
欲しい方は、9月5日、本屋へGO!(笑)
ぜひ、ぜひ、プレゼントにご応募くださ~い!

AO-CHUサイトにもツアー記事をアップしますので、しばしお待ちを!
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★AO-CHUサイトにアップしました~。こちらもぜひご覧くださいー!
http://ao-chu.com/news/index.html