第2回AO-CHU Nightの夜
一気に、寒くなりました......。
その、ちょうど節目である「立冬」の日(11月7日)、ささやかに、第2回AO-CHU Night<ディープ編>を開催いたしました。
場所は、島好きの間では知られた、新宿の「青ヶ島屋」。青ヶ島と八丈島のお酒(AO-CHU)と食に特化した、村長の息子さん/菊池栄春さんが経営する居酒屋です。まさに、「ディープ編」に相応しい、青ヶ島色どっぷりの会場です。
通常の営業店舗は2階なのですが、この日は、4階の姉妹店(ワインと炭火焼の店)を貸し切っての開催。島から直送食材の青ヶ島料理を堪能しつつ、AO-CHUの奥深さを楽しんでいただこうと、全種類(「青酎 麦」は25度のみのため12種類)を、杜氏名や商品名を隠したブラインド状態でテイスティングしていただきました。
参加者は30~40代大人女子中心の12名。その中には、第1回のAO-CHU Nightや青ヶ島での「星空とAO-CHU」ツアーに参加したリピーターの方も! ありがとうございます~。
この日、杜氏のお1人、菊池正さんが参加の予定だったのですが、風邪をひいてダウン。村長もヘリが取れずに不参加に。
お2人に会えることを参加者の皆さんもとても楽しみしておられたのですが...仕方ありません。残念ながら青ヶ島からの参加者不在という状況に、ちょっとさびしい会になるかなと心配したのですが......それが全くの杞憂だったほどに、会は盛り上がりました!!!
12名というこじんまりとした人数がかえって参加者同士の距離を縮め、会話も弾み、冒頭から非常になごやかな雰囲気の中、会は進行しました。
乾杯の音頭は、「この場はやはりこの人しかいないでしょう!」と私が勝手に決めた(笑)、「青ヶ島屋」の常連であり、第1回目も参加の島旅研究家のいづやん(「ISLAND TRIP」が好評)にお願いしました(いづやん、ありがとうございました!)。
試飲ルールは第1回同様、好みを3つ選び、中でもお気に入りのものには◎をつけてその理由をアンケートに記入。お気に入りのものを3杯まで、AO-CHUオリジナルグラスで本飲いただきます。
囲炉裏の周りに、このように↓ボトルのラベル/杜氏名を紙で覆って並べました。
各自、試飲用カップに少しずつ注いでお試しいただきました。
上の写真↑は、知人の立石郁ちゃん。郁ちゃんがカップに何やら書いているのは、ボトルの番号です。
試飲カップはお1人12個ずつお手元に渡してあったのですが、番号を振っておくことまで気が回らず...スミマセン!( 森川と2人でギリギリまでバタバタと準備。この日、森川は風邪による高熱の体を押してがんばってくれました)
でも、お優しい参加者の皆さんは、事務局を責めもせず、自らちゃっちゃと工夫して試飲を進めてくださいました。あー、ありがたや~。
「うーん、わからない」
「どれだろう?」
ボトルにつけた番号は、AO-CHUのパンフレットに掲載されている商品の順番ではなく、全くランダム。
すでに好みのAO-CHUの味を知る人にも、舌と鼻の感覚だけで微妙な味の違いを判別するのはかなり難しく、その上、いくつも飲んでいるうちに酔いも回り、ますますハードルは上がっていったようです。
この日のお料理がまた格別でした!
サラダ、お刺身、島野菜の焼き物、煮魚などなど、最後は島寿司で締めというぜいたくなコース。魚は全て青ヶ島と八丈島のもの。ボリュームたっぷり、盛り付けも美しい、おいしいお料理をつまみながら、島と焼酎談義に花が咲きました。
後半、店主の栄春さんが登場。この日唯一の青ヶ島関係者として、皆さんからの青ヶ島やAO-CHUについての質問にもお答えいただき、参加者の皆さんの満足度はさらにアップ。
一通り試飲が終わったところで、私から、番号と商品名(杜氏名)を明かしました。
「あー、そうだったんだ」
「わからなかった!」
皆さん、手元のパンフレットに番号を書き入れ、銘柄・杜氏名を確認。
一番の好みについて挙手してもらうと、ブラインドテストの今回は見事、バラバラ。人間の味覚には、やはり、視覚の影響って大きいのですね......。
ソムリエさんたちは、スゴイです。
締めの挨拶は、第1回目に参加、また、9月には青ヶ島で杜氏さんたちにもお会いいただいた、若手イケメンお酒(特に日本酒)の専門家(都内某酒店勤務)の内藤さん。突然の振りに戸惑いながらも、真面目にAO-CHUへの思いを語る内藤さんの言葉を聞きながら皆さんちょっとしんみり......名残惜しい中、会は無事終了しました。
今回は、離島経済新聞社から、松本さんと石原さんのお2人にもご参加いただきました。
同社発行の離島専門新聞『季刊 リトケイ』(ritokei)に、このイベントの記事が掲載されるそうです。楽しみです~!
あと、いづやんも、「ISLAND TRIP」にバッチリリポートしてくださるとのこと、よろしく頼んます、いづやん!
「また、青ヶ島に行きたい!」
「憧れの島なんです、ツアーはもうないんですか?行きたい」
「青ヶ島でAO-CHUが飲みたい!」
うれしいお言葉をたくさんいただきました。
皆さんの青ヶ島とAO-CHU愛をたくさん感じた、ステキな夜でした。
ご参加の皆さま、また、ご協力いただきました「青ヶ島屋」の皆さま、特に栄春さん、本当にありがとうございましたm(__)m
近日中に、AO-CHUサイトにもリポートをアップしますので、お待ちくださいね!
※AO-CHUサイトにも記事をアップしました~↓
http://ao-chu.com/news/index.html※この記事の写真は全て、撮影:写真家/林 泉氏