2016年10月25日

内面の葛藤と変化

10月も末になりました。早いですね......
今年もあと2カ月。

最近の私のトピックといえば、自分の思考のクセとその後の行動パターンに気付き、自らの意思でそれを崩したことでしょうか。

私の場合、この思考のクセとその後の行動パターンのが現れる原因は、相手を怒らせることに対する私の罪悪感と、断罪されることによる恐れです。

その思考のクセはどういう時に出るのか?
始まりは、私の罪悪感を刺激する相手の言葉です。
それを受けた時、私は激しく動揺し、「ああ、私はなんて悪い人間なのか」「またやってしまった...」と焦ります。

そうして、相手が期待すること、喜ぶことを優先する行動に出るというパターンに陥る......。

今回も、これにはまりかけた時、ふと、なぜだか今回はそうしたくないという強く抵抗する気持ちがわき上がってきたのです。
そうすることでラクになるのに、そうすることが人間関係もスムーズにいくとわかっているのに。

「なぜ、今回は(それをすることが)こんなに私は嫌なんだ?」

自分の心の奥底を覗き込んでみると、言葉が浮かんできました。

「それって、本質的なところで相手のためにはならないのではないか?」
「これは、言ってみれば、共依存か?  私はその関係に陥っていたのか!?」

相手が喜ぶことを......というと聞こえはいいのですが、結局のところ、恐れから「屈っしていた」ことに気付きました。

長年、私の中に巣くってきた強固な思考と行動パターンを、今回、勇気をもって破ることができたのは、相手の期待に反する行動をとっても、相手との関係性は壊れないと思えたからでした。

仮に、相手が感情を害し、関係性に亀裂が入ることがあったとしたら、それは相手の都合であって、私の問題ではない。

そのことが理屈ではなく、納得ができました。

それにしても、この歳になって気付いたブロック。
この歳まで抱え込んでいた大きなブロック......

根深いですね......
人間は自分のことが一番よくわかっていないと言いますが、ホントですね。
挫折や失敗を繰り返しながら、自分の欲求がどこから来ているのか、その根源を根気よく見つめていくことで、ある時、ふと隠れていたものに気付き、心から納得・実感できた時にようやく、解き放たれるのかもしれません。

まずは、自分が囚われているものから「自由」にならなければ、人に楽しさと喜びと幸せを伝えられないですからね。

私にとっては、大きな、大きな一歩です。