2011年11月30日

あなたじゃなきゃダメと言ってもらうために

本日、久しぶりに美容室へ行ってきました。
長年お世話になっている、「この人じゃなきゃダメ~っ!」というぐらいに信頼しきっているピカイチの腕を持つ美容師Kさんのところです。

実は、美容室が苦手な私。何が苦痛かと言って、鏡の前で美容師さんとあのどうでもいい上辺だけの会話をしなければならないこと、世間話にニコニコ相槌を打たなければならないこと。疲れます。
その点、Kさんは天性のカウンセラーと言いますか、聞き上手。とてもリラックスした気分になれ、その上、深い話ができたりして(たぶん、相手によって異なる適した会話ができる人だと思う)、髪を切りに行くというよりも、Kさんに会いに行っているような感じです。

「お客さまの髪質、顔型、頭の形、雰囲気などから一番似合う髪形をプロの目から提案してほしいし、提案するのがプロの美容師さんじゃないの?」
と、思っている私にとっては、似合わないものは似合わないとはっきりきっぱり意見してくれ、いつでもお任せでステキなスタイルに仕上げてくれるKさんは、ホントに最高の美容師さんです。

ところで、この「Kさんじゃなきゃダメだ~」という強烈なニーズ。
「あなたと仕事がしたい」、「あなただから頼みたい」
私も常日頃そう言われて仕事をさせていただきたいなぁと思っています。

私より能力や技術に長けた方々はたくさんいらっしゃいます。
そんな中で、「あなたに」と思ってもらうためには、誰もマネのできない自分だけの強み、魅力をきちんと言葉にしてアピールできなければなりません。

「いい商品だけど…」、「決して悪くはないけれど…」決め手に欠ける。
「だったら、ここのじゃなくてもいいや、あそこのでも」

そうならないよう、圧倒的な強みを磨いて、ファンをつくる。
簡単なようでこれが難しい。
他人のことはよく見えても、自分のことは案外後回しになっていたりして。
気がつけば、まさに私がそうでした。
反省して、最近ではブログもすこーしだけマメに更新しています……(汗)。