2008年8月18日

Vol.1 農業者人材育成の助っ人、田中進さん

農業者人材育成の助っ人、田中進さん『大事なのは、昨日来た研修生が戦力になる、素人集団で回せる仕組みにすることです。』

「農業に可能性はいくらでもある」
  そう自信を持って言い切る山梨県中央市の農業生産法人サラダボウル社長の田中進さん(36歳)。前職は、外資系金融機関のトップ営業マン。年収7000万円の生活を捨てて郷里に戻り、農業者に転身しました。
 脱サラして立ち上げた農業生産法人サラダボウルの売り上げは、3年で6倍に。働くのは、平均年齢25歳の若者たちです。彼ら、実にいい顔しています。農業に夢中です。
 2005年11月、田中さんは農業に夢を抱く若者たちのために「NPO農業の学校」を設立しました。
 どうすれば、若者たちが希望の持てる農業が実現できるのか?
 第1回目は田中流農業者育成論をお届けします。

▲田中さん。農業という「仕事」に大事なこととして田中さんは、「体のケアとモチベーション、作業効率」の3点を挙げる。最近では企業の農業参入のセミナーの講師の依頼も。ビジネス、経営の視点からの独自の分析が実践的と好評だ。


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採りたて野菜に腕前はいらない!?

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トップバッターは、青森県弘前市、創遊農園「きゅうさんの畑」の斉藤昌子さんです。「きゅうさんの畑」は、岩木山の裾野に広がる果樹園。リンゴを中心に、桃、サクランボ、プルーンを栽培、それに野菜畑もあります。創遊農園の名の通り、農園を訪れた人と一緒に楽しく農作業をして語り合いながら、斉藤さんご夫妻が農家の暮らしとその知恵を伝授してくれます。ちなみに農園名の「きゅうさん」は昌子さんのダンナさま・久(ひさし)さんのお名前から。
昌子さんから豪快な畑料理のレシピが届きました。

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山梨の食文化を支えるワイナリー。ワインツーリズムが地域を変える。

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第1回目は、山梨県甲府市で地域づくりに取り組む地元在住のお2人「ソフトツーリズム(株)」の笹本さんと大木さんです。
80以上のワイナリーがある山梨は、欧米で盛んなワインツーリズムを日本で体感できる唯一の場所。独自の考えを持つつくり手たちが醸すさまざまなワインの味を楽しみ、彼らと語り合う。伝統的に「地産地消」が基本の山梨ワイン。であるなら郷土の生活文化"資源"として真ん中に据え、まちづくりを進められないか?
近年、この「ワインツーリズム山梨」事業がメディアでも注目を集めています。
まだまだ途上にある「ソフトツーリズム」のまちづくり。お2人の出会いから現在に至るまでの軌跡を追いました。

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いつも「なぜ?」を大事にしたい。

しばらく充電期間をいただき、ようやく本格始動です!
ご心配をおかけしました皆さま、エールをお寄せくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
これからはこのサイト『いちぐう』から、さまざまな人と地域を、私の視点と感性でお伝えしてゆきます。
私が日頃大事にしていること。それは「素朴な疑問」です。時々、世の中の出来事、メディアから流れてくること、巷に流布することに、「なんか変だ」と私の本能が叫ぶ時があります。
この「雑記帳」コーナーでは、そうした自分の直感を信じ、私なりに考察したこと、感じたことなどをつれづれなるままに綴ってゆきます。

ホントは地球温暖化でなく寒冷化!?

地球温暖化論にだまされるな!

第1回目は、ちょっと張り切って、大きく出ちゃいました。「地球温暖化論」です。物議を醸すこの議論を敢えて最初に持ってくるなんて、我ながら無謀ですね......この先が大変です(笑)。
最近読んだ『「地球温暖化」論に騙されるな!』(丸山茂徳著、講談社)。最初は本屋で見かけたもののちょっと扇動的なタイトルに買うのをためらいました。それでもつい手に取った理由は、昨今の日本中が地球温暖化防止=二酸化炭素削減を唱え、それこそがエコロジーな暮らしの第一歩だという論調に、私自身がなんとなく違和感を抱いていたからかもしれません。

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第1回 パブから自己紹介


著者の滝沢将史(まさし)くんとは、もう10年以上のお付き合い。彼が東京農工大で都市農業や都市農村交流の勉強をしたり農業サークルで活動している頃に知り会いました。彼は今、農林水産省の「心ある」お役人です。2008年の7月から日本貿易振興機構(ジェトロ)のロンドンセンターの農業・食品担当に。英国で日本の食を広め、日本企業や生産者などが英国に進出するためのお手伝いをしています。ロンドンのパブから見える英国の食や農業や農村事情、あるいは社会トピック、日本の食やら農業について、自由にコラムを寄せてくれます。

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