2010年4月24日

ローズガーデン物語 第12回 ハーバルライフの勧め(3)

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桜庭さんのローズガーデン物語です。
12回目の今回は、この物語の主題。
桜庭さんがハーブとの出会い講座を通して感じてきた農業の別の側面について、これまでの日本農業と農業教育について思いを巡らせます。
農業高校の教育の実態も見えてきます。※写真はラベンダー染め講座の様子
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2010年4月 3日

地域づくり:大事なのはとにかく何かをやること? 目標?

春という季節が大好きです。
植物が目覚め、黄緑色の柔らかな若葉が陽の光に輝くのを見るとき、「ああ、生きててよかった」と実感します。

最近、ある会議に出て思ったこと。地域づくりの話です。

地域づくりの成果・効果は、短期間ですぐに目に見える、あるいは結論づけられるものではありません。
「地域が動き出す一定のベースができるのに、少なくとも10年」とは、私がお会いした多くの実践者がおっしゃっていることです。

そんな地域活性化の手法としてよく目にするのが、「課題抽出、資源(地域のお宝)発見、資源マップづ くり、課題解決に向けた提案、それに基づく何らかの活動」という一連のパターン(よく、課題抽出~提案までをワークショップでやったりしますよね)。
確かに活気を失っている地域で、有志が集い何かやろうと動き出すことは素晴らしいことです。
でも、ある会議で、地域活性化のイメージとして、このパターンを1セットとして繰り返しつつスパイラルアップしていく(より上のステージへと 登っていく)絵を見せられたとき、私は違和感を覚えてしまったのです。

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