2016年7月29日

青ヶ島で世界一の星空観賞!

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昨日から青ヶ島に来ています。
なかなか明けない梅雨に気をもみながらでしたが、信じていてよかった!
青ヶ島に来たその日に、関東地方に梅雨明け宣言が出されました。

昨日、そしてきょうの日中とで村内に設置する情報媒体の取材であちこち回るのですが、むしろ本番は、夕方から。
チャーターヘリで「星空とAO-CHU Night」の参加者の皆さんが到着されます。

カルデラ内の池之沢地区のサウナ施設で、青ヶ島独自の焼酎「AO-CHU」の試飲+降るような星空の観賞会です。

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2016年7月21日

動機の源泉に問いかける

考えてみれば、これまで私は、無計画に生きてきました。
自分の人生についての具体的な目標を持ったこともありません(たぶんこれからもそうです)。
幼い頃の「○○になりたい」という"夢"は別にして、「こうなりたい」とか「こうありたい」という将来のイメージを描いたことがないのです。

ただ、目の前にあることや置かれた環境に懸命に向き合ってきただけ。
そして、できるだけその中で楽しくおもしろく生きようとしてきただけ。

その結果が「いま」の私です。

でも、結果的にそれでよかったと思っています。

来年の7月で、独立10年です、早いものです。
10年前の自分のことを思うと、ホントに恥ずかしいです。
なんと狭い視野で、小さい世界の中で、あれやこれやと悩み、必死に懸命にその中をぐるぐると回っていたのだろうかと......。

あの頃とは、見ている世界が変わりました。
あれからいくつもの扉が現れ、新しい世界でたくさんの失敗と経験と苦い思いを味わいました。でも、確実に、世界は広く深くなってきたと思っています。

経験が積み重なるたびにそぎ落とされていったのは、執着と恐れです。
この2つに支配されると、体とこころは防御体制を取り、鎧を固め壁の中に逃げ込み、正当化のための言い訳を探し始めます。

人は、"慣れ"に弱いとつくづく思います。
無意識に、"慣れ"の心地良さに戻ろうとします。
慣れは怠惰を生みます。

頭では、「変わりたい」、「変わらなければ」と思っていても、その居心地の良さから抜けられない。いわゆる「中毒」状態です。

根底にあるのは、恐れ。
だから、そうした環境や状況に執着してしまう(無意識に)。

「世の中はそういうものなんだし」
「○○なんて無理だから」
「どうせできないんだから」

自分の非力に落ち込み、流されそうになるとき、私は、動機の源泉に問いかけます。

「私は本当に心からそれをしたいのだろうか?」
「それをしたいと思うのは、なぜなのか?」

立ち止まって、こころの奥を覗き込みます。

「事実」と「真実」はこの世に生きている人と同じだけの数存在すると思っています。
どちらもその人の意識と視点によって変わるからです。

でも、本質となる核、真理はたぶん1つ。
人が人の命をうばってはいけない、戦争をしてはいけない...といった不文律のようなもの。
感覚的な強い確信があります。

その確信に照らして、自分を客観視する作業を最も大事にしています。
まだまだ私のQuestは続きます......。